#013

dezaribo#013

京都市下京区

 今回のお客様は物件の購入からご相談いただいておりましたが、物件についてはご自分で購入を決められましたので結果的にデザリボからお手伝いをさせていただきました。
 お施主様はご夫婦で東京から奥様の実家のある京都に移住されるためにマンションをご購入されました。ご購入価格が当初のご予算より若干高めだったことや築年数が新しく設備などがそのまま充分使用可能であることなどから、基本デザリボでリノベーションの要素をミックスしたカタチで対応させていただくこととなりました。そのため基本的にゾーニングは既存のままとし、洗面・浴室・トイレの水周りも既存利用とし、その分リビング中心にコストを掛けてデザリボさせていただきました。

 それでは具体的な内容をご説明していきたいと思いますが、前述の通りゾーニングは、既存の間取りである広めのLDKそれに寝室(小ぶりですがWICが付属)と洋室が1室ずつあることからお施主様のご要望に沿うゾーニングでした。それに水周りも広さを含め特に問題ないレベルで設備を含めて基本そのまま使用でき、あとはクロスと床を貼り替える程度ですっきりお使いいただける状態でした。
 そのようなことから寝室と洋室それにローカ部分の壁・天井はクロスの張替えだけに留め、床はお施主様のたってのご要望もあり無垢フローリング張りに張り替え、それまでの合板でブカブカするフローリングを一新するようにしました。それから玄関部分は光沢のある質感の床タイルだったため、これもお施主様のお好みにあわないため、マットな質感のタイルに貼替え全面ミラー張りにして広がりのある、なおかつ落ち着いたイメージへと一新しました。また浴室はシャワー金具を既存からグローエ製に変えることでイメージを変え高級感を醸し出すよう設えました。また次に既存の建具が質感的にデザリボ後も違和感を感じないレベルであるため、床のフローリングを張り替えることで上がる床の高さ分にあわせ、建具の下部をカットして使用することで既存利用としました。

 その他は全てリビングにコストを集中し、まず一番お施主様が違和感を持たれていた天井部分の凸凹をなくすべく、現状の天井を取り壊してスケルトンで仕上げるようにしました。その際に出てくる配管はそのまま露出にして塗装して仕上げることで違和感なく空間に溶け込む様に設えました。
 またキッチンのレイアウトやデザインにも違和感を持たれており、それを含めリビング空間の使い勝手が悪いため、キッチンの配置を1cm単位で見直して、またキッチン本体とキッチンバックのカップボードを同メーカーで入れ替え、そしてそのキッチンを囲うタイルとコンロ面の壁面とに高級感があり目地のないパネルタイプのイタリアンタイルを貼って仕上げることですっきりと落ち着きのある印象を与え、なおかつ使い勝手の良いキッチンに設えました。
 リビングの床も他の居室同様に合板の遮音フローリングでブカブカしており、またエアコンが苦手ということもあり既存の床暖房を活かしたいとのご意向から、床暖房とあまり相性のよくない無垢フローリングは避け、複合フローリングを採用して床暖房を気兼ねなくお使いいただけるように設えました。またこの際にリビングのみを床暖房の関係上複合フローリング張りとして、その他のローカから洋室、寝室については同じ樹種であるオーク無垢フローリングを採用しました。

 今回の事例のように新しいマンションでは改修せずにそのまま住むことも可能ですが、住まい方や趣向が明確なお施主様に合わせコストを抑えながらもご要望を最大限叶えるべくトータルにデザインすることでより快適にお住まいいただける空間にデザリボすることができるのではないでしょうか。当案件ではお施主様が東京にお住まいだったことから頻繁にお会いして打合せできないため、メールやFaceTimeなどネット時代の利器を活用してやり取りさせていただくことで、あたかも普通に打ち合わせさせていただいているかのようにスムーズに進めることができ、よい意味であまり距離を感じることなく進められました。そして以上のようにリノベーションの要素を取り入れながらデザインさせていただき、完成した空間はお施主様のご要望を最大限取り入れながらもすっきりとリボーンキューブらしいバランスのとれたデザリボ空間に仕上げることができたのではないかと確認しております。そして京都へ移住されて快適にお過ごしいただけるお施主様のくつろぎの空間になればなによりうれしいです。
 最後に今回もお施主様と楽しく打ち合わせをさせていただき、お気に入りの空間を創らせていただけたことに本当に感謝しております。

物件要件

タイプ 戸建て
専有面積 76.56m²²
デザインリフォーム費用 650万円
デザインリフォーム時期 2015年6月
デザインリフォーム期間 1ヶ月間
  • リフォーム前
  • デザインリフォーム後

リビングにコストを集中してデザインリフォームしました

お施主様が違和感を持たれていた天井部分の凸凹をなくすべく、現状の天井を取り壊してスケルトンで仕上げるようにしました。その際に出てくる配管はそのまま露出にして塗装して仕上げることで違和感なく空間に溶け込む様に設えました

キッチン本体とキッチンバックのカップボードを同メーカーで入れ替えました

キッチンのレイアウトやデザインにお施主様が違和感を持たれており、それを含めリビング空間の使い勝手が悪いため、キッチンの配置を1cm単位で見直しました

キッチンを囲うタイルとコンロ面の壁面とに高級感があり目地のないパネルタイプのイタリアンタイルを貼って仕上げることですっきりと落ち着きのある印象を与え、なおかつ使い勝手の良いキッチンに設えました

リビングの床が合板の遮音フローリングでブカブカしており、またエアコンが苦手ということもあり既存の床暖房を活かしたいとのご意向から、床暖房とあまり相性のよくない無垢フローリングは避け、複合フローリングを採用して床暖房を気兼ねなくお使いいただけるように設えました

リビングのみを床暖房の関係上複合フローリング張りとしました。ローカから洋室、寝室については同じ樹種であるオーク無垢フローリングを採用しました

キッチン本体とキッチンバックのカップボードを同メーカーで入れ替えました。キッチンを囲うタイルとコンロ面の壁面とに高級感があり目地のないパネルタイプのイタリアンタイルを貼って仕上げることですっきりと落ち着きのある印象を与え、なおかつ使い勝手の良いキッチンに設えました

玄関部分は光沢のある質感の床タイルだったため、これもお施主様のお好みにあわないため、マットな質感のタイルに貼替え全面ミラー張りにして広がりのある、なおかつ落ち着いたイメージへと一新しました

ローカから洋室、寝室については同じ樹種であるオーク無垢フローリングを採用しました

寝室と洋室それにローカ部分の壁・天井はクロスの張替えだけに留め、床はお施主様のたってのご要望もあり無垢フローリング張りに張り替え、それまでの合板でブカブカするフローリングを一新しました

玄浴室はシャワー金具を既存からグローエ製に変えることでイメージを変え高級感を醸し出すよう設えました。洗面・浴室・トイレの水周り機器は既存利用とし、その分リビング中心にコストを掛けてデザリボさせていただきました

玄関土間はマットな質感のタイルに貼り替え、フローリングはブカブカする合板から無垢フローリングに張り替え、明るくやわらかな雰囲気に一新しました